アトピー性皮膚炎を持つ子どもにとって、
不潔であることは大敵です。

 しかしながら、彼らにとっては「お風呂」というものもまた、
大敵である可能性があるのです。

 どういうことかというと、
アトピー性皮膚炎の症状を持つ子どもは、
お風呂で体があったまると、
とたんにかゆくなってしまうからです。

 体があったまると、かゆみが増してしまう、というのは、
アトピー性皮膚炎を経験した人誰もが知るところでしょう。

 ですから、アトピー性皮膚炎を持つ子供の入るお風呂は、
ぬるめにしておくのがよいでしょう。

目安は大体38度ぐらいです。

これはシャワーの温度もどうようであり、
あまり熱いシャワー、熱いお湯は避けたほうがよいです。

 石鹸やシャンプーなどにも注意が必要です。

 刺激の少ないものが薬局、
ドラッグストアなどで売っているので、
それらをためしてみるのもよいでしょう。

 また、医者に相談すれば、敏感肌用の石鹸、
シャンプーを薦めてくれるかもしれません。

 入浴後にも注意が必要です。

 入浴直後の肌は、非常に乾燥しやすいので、
お風呂から上がったらすぐに保湿が必要です。

 アトピーの肌が乾燥すると、
かゆみはさらに増してしまいます。

風呂上がり直後、
お風呂場の横にある脱衣所でまず保湿をします。

 しかし、これは湿度の高い場所での保湿なので、
そこから通常の湿度の場所に移った後に、
再度保湿する必要が出てきます。

 万全を期すならば、
このような二段階の保湿が有効でしょう。

 とにかく、子どものアトピーとお風呂というのは
付き合いの難しいものです。

ここでお風呂を負担にして、お風呂嫌いになるのは
アトピーにとって更にマイナスなので、
親子で工夫をして、
楽しいバスタイムにすることも大事なのです。