幼児のアトピー対策

ここではアトピーで困っている幼児について対策を解説します。

子どものアトピーとスキンケア



子供のアトピーは、主に食物アレルギーが
その原因であることが多いのですが、しかし、
それ以外にも様々な要因があります。

特に、複合的な因子として大きいのが、幼児の「乾燥肌」です。

子どもは大人に比べ、皮膚のバリア機能が弱く、
そのことがアトピー性皮膚炎の悪化を招いてしまいます。

 この乾燥肌を緩和させるためには、
毎日スキンケアをしてあげることが重要です。


アトピー性皮膚炎の症状が出ている子どもの肌は、
保水力が弱く水分の蒸発が早いです。

特に風呂上がりなどは乾燥が早いので、
なるべくすぐに湿度の高い場所でクリームなどの
保湿剤を塗ってあげて下さい。

 また、お風呂に入るときの注意ですが、
アトピー性皮膚炎の肌はとても敏感です。

 少しでも熱いお湯が身体にかかるだけでも、
かゆみがぶりかえしてしまいます。

 また熱いお湯は、せっかく分泌された皮脂を溶け出させてしまいます。

すると、乾燥肌は悪化してしまうのです。

ですから、ぬるめのお湯でゆっくりと入浴しましょう。

 身体を洗うときもたくさんの泡を作って手のひらで優しく洗い、
石鹸が肌に残らないようにしっかりと流します。

タオルで拭く時も肌に刺激を与えないように拭きます。

お風呂上がりには保湿剤を有効に活用しましょう。

 保湿剤には、「肌の水分の蒸発を防ぐこと」を目的とした
保湿剤と「肌の水分を保つこと」を目的とした保湿剤があります。

 ワセリンや白色ワセリン、プロペドなどは水分の蒸発を防ぐ効果があり
ウレパールやケラチナミンなどの尿素含有軟膏と
呼ばれているものは水分を保つ効果があると言われています。

アトピーの原因を特定する方法「負荷試験」


子どものアトピーの原因を特定するのは
非常に難しいという事が言われています。

 多くの場合それは、食物アレルギーであることが多いのですが、
要因はつねに単独ではなく、複数絡み合っています。

 ですから、その中から原因となるものを抽出するのはとても大変な作業です。

 そのための検査方法の一つが「負荷試験」です。

正式名称は「食物経口負荷試験」といいますが、
これは、アレルギーの原因と思われる食物を食べてみる検査です。

 ただしこの検査では、実際にアレルギー症状が
出る可能性があるので、危険を伴います。


 卵、牛乳、小麦、大豆による食物アレルギーのある人には、
原因食材(アレルゲン)を12~18ヶ月除去した後に行うことになります。

場合によってはアレルゲン特異的なIgE抗体の推移を参考にして、
除去後6ヶ月で負荷試験をすることもあります。

 ピーナッツ、魚、ナッツによる食物アレルギーのある人は、
アレルゲンを3年間除去した後に行います。

 場合によってはアレルゲン特異的なIgE抗体の推移を参考にして、
除去後1から2年で負荷試験をすることもあります。


実際の実施方法ですが、まず少しずつ食材を摂取します。

 最初は少量から始めます。

 なぜなら、アレルギーの症状の程度は、
アレルゲン特異的なIgE抗体の値や皮膚試験からは予測できないからです。

 重篤な症状を起こしたことのある場合は、
下口唇へ食品を付けて様子を見る事もあります。

アレルギー性を低くした食品から様子を見てみることもあります。

例えば、卵の場合、クッキーやお菓子、ケーキ、ゆで卵、
生卵の順に負荷試験を行う、と行った具合です。

子供のアトピーと検査の方法



乳児にとっても大人にとっても、
アトピーの原因となる事柄は非常に特定が難しいと言えます。

 特に子どものアトピーでは、食物アレルギーと
外的要因(ホコリや汗、ダニなど)が複雑に絡み合って、
どれがどの程度アトピーを引き起こしているのかを知る事が困難です。

 ですから、子どもにもし、長期にわたって湿疹の症状が出たら、
そのときは迷わず医者で検査を受ける事です。

 検査でまず行われるのが、問診(カウンセリング)です。

「どんなときにかゆいか?」「何を食べるとかゆいか?」
「どの時期にかゆいか?」
「家族にアトピーや花粉症といったアレルギーが要因となる病気の人はいるか?」
などが問診の際、聞かれます。

 その後、実際の検査をしますが、これは「血液検査」「皮膚検査」
および「負荷検査」という三通りの方法によって行われます。

 血液検査では、「好酸球」「lgE値」「IgE-RAST」
という三つの数値を調べます。

 これらの数値によって、潜在的にアレルギーになりやすい
体質かどうかを知る事が出来ます。

 皮膚検査では「スクラッチテスト」というテストを行います。

これは、アレルギー物質を肌に付着させ、
そこを引っ掻いてみることで、
そのアレルギー物質に対する反応を見るものです。

また、「パッチテスト」といって、
アレルギー物質をふくませた布を貼付けるテストも行います。

負荷試験では、実際にアレルギー物質を摂取してみます。

これは、実際にアレルギー反応が出ることがあるので、
入院しての大掛かりな検査となりますが、
よりアレルギー物質を特定しやすい方法です。

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