幼児のアトピー対策

ここではアトピーで困っている幼児について対策を解説します。

幼児のアトピーと最近の漢方薬治療


子供のアトピー性皮膚炎が増加傾向にあるようです。

多くの病院やクリニックが、
幼児のアトピー性皮膚炎に対しても
ステロイドや抗ヒスタミン剤などを処方しているようですが、
これらはどれも所謂「対症療法」であって、
これが根本的な治療に結びつく事はありません。

 現在、これらの対症療法に替わって、
多くの場面で漢方薬が見直されています。

ここでは、子どもの腸の動きをよくする漢方薬として
「小建中湯」のお話をします。

 「小建中湯」は昔から弱々しい乳児に飲ませると
元気になると言われている漢方薬です。

この薬は具体的には腸を活性化させます。

 そのことで血行がよくなり、腸の粘膜に存在する
アレルギーに関わる細胞の動きを弱くすることができます。

 だから、アレルギー物質に対する過敏な反応を減らすことができるのです。

「小建中湯」というお薬の味は、
例えるならばシナモンの香りと飴の甘さというところです。

 苦い薬が多い中、子どもにとっても非常に飲みやすい
部類であると言えるでしょう。

 しかしながら、漢方薬は即効性がありません。

アトピーの専門の薬でもありません。

ですから、非常に疑問に思う親御さんも多くいる事と思います。

 しかしある程度の期間、継続して飲ませてみると
いつの間にか子どもが皮膚を掻きむしる頻度が減る、
という声、ステロイドなどの外用薬の使用量が減る、
などの声が寄せられます。

 飲む頻度ですが、朝夕の2回の内服でもかなり効果が期待できます。

家を離れるとき、幼稚園や学校に通う子どもたちも
昼に飲む必要はないのは嬉しい事だと思います。

アトピー性皮膚炎と子供への遺伝



アトピー性皮膚炎は、
広義のアレルギー体質の一つであると言う事が出来ます。

 じんましんや、ぜんそく、花粉症などの仲間です。

 これらのアレルギーは文字通り「体質」なので、
基本的には遺伝します。

 しかしその遺伝に関する説も様々あります。

アレルギーを持っている親から生まれた乳児がアレルギーになる確率は
情報源によって様々なことが言われています。

 もし両親共にあればおおよそ50~75%、
片親のみなら25~30%ぐらいが一般的に言われている数字でしょうか。

 しかし、確かに言えることは、
もし家族にアレルギーを持っている人がいれば
子どももまたアレルギーである可能性は高いということです。

 しかし100%遺伝するわけではないので両親がアレルギーを
持っていても全くでない子どももいます。

アトピー性皮膚炎で処方される外用薬や内服薬は、
個人個人の症状によって違います。

また、治療を担当する病院や先生によっても違います。

これは、アレルギーという症状が持つ独特の性格が原因です。

アレルギーやアトピーの場合は同じ湿疹であっても原因や
生活環境、体質やストレスなどがそれぞれ違うため同じように
治療をしても改善しないことが多いため
治療方法は多種多様になってしまいます。


 つまり個人個人にあった、
オーダーメイドの治療方法が必要であるということです。

 まずは子供のアトピーの原因をきちんと知ることが大事です。

そして、治療に対して不安なことがあればお医者さんに相談しましょう。

自分が思っていることや不安なことをきちんと聞いてくれて、
幼児の様子、症状などをきちんと診て治療方法を
決めてくれるような先生がよいでしょう。

すぐに克服できる病気ではないのだから
本当に信頼できる医者、病院を探すことが大切です。

子どものアトピー治療とステロイド



アトピー治療とステロイドは切っても切り離せない関係であると言えます。
ステロイドについての情報は非常に錯綜しており、
それがはたして本当によい物なのか、
それとも悪い物なのかということすら、情報として未だ確定していません。

 とにかく様々な説が流布している状態です。

 ですから、もう一度しっかりステロイドの基本的な情報を知っておくべきでしょう。

 もともとステロイドというのは体内で作られているホルモンの一つです。

副腎皮質から分泌され、血液で全身に運ばれます。

 ステロイドの役割は、弱っている細胞を活発にしたり、
強くなりすぎてしまった細胞を正常の働きに戻してくれるというものです。


しかしここが問題なのですが、ステロイドは肥満細胞にヒスタミンの放出を
ストップさせて暴れている白血球も沈静化させてしまいます。

 つまり、痒みや炎症を抑えることができるかわりに、
長期間ステロイドを使い続けてステロイドに頼っていると、
ステロイド自身が肥満細胞や白血球を攻撃し始めて
新しい皮膚をつくっている皮膚細胞の働きまで抑えてしまうということです。

このとき、皮膚は非常に弱っている状態です。

 ガードが緩んでいる状態と言ったほうがわかりやすいでしょうか。

この状況で外部(皮膚)からばい菌が入ってくると、
いつもばい菌と戦ってくれている白血球が減少しているため
様々な感染症になりやすくなります。

また、新しい皮膚をつくる皮膚細胞の働きまでステロイドが
抑えてしまっているために、新しい皮膚を作ることができなくなり
皮膚が薄くなってしまい、赤ら顔になったりしわが
できやすくなったりという副作用が出てくることもあります。

ステロイドは副作用が怖いと言われる方もいると思いますが
きちんとドクターの指示を守って使えば怖い薬ではありません。

 まず一番大切なことは症状に合ったステロイドを使うことです。

そして湿疹が治まればスキンケアをして肌のバリアを守ります。
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